宇宙の絵本にも様々な種類がありますが、1~2歳の幼児に読ませる本は、美しい内容のものが良いですよね。簡単な文章ながら、美しい宇宙絵本をご紹介します。
「みるずかん・かんじるずかん 銀の本 ずかんライブラリー 宇宙のアルバム」【作】森本 雅樹/岡村 定矩、福音館書店
1歳から「宇宙」という言葉を覚えた息子。
宇宙音痴の母親である私は、急いで宇宙関連の書籍を探していました。
たまたま訪れた書店で行われていた古本市で見つけたのがこの本。
<本の概要>
”何億光年のかなたにひろがる銀河宇宙から、わたしたちの母なる星太陽まで、広大無辺の宇宙のひろがりを写真でつたえる。”(紀伊国屋書店Webページより)
パラパラとめくってみると、白黒の美しい銀河の画像とシンプルで詩的な説明書きが興味をそそりました。
・・・しかし、これ幼児向けじゃないよなあ、と思いつつ、まあ大きくなったら読むでしょ、と購入。
そして本棚に入れたところ・・・
新しい絵本のチェックをしに来た息子、これ読め!と大騒ぎ(ここまでは想定内)。
しかし、その後、何度も何度も繰り返し読みたがる。良い反応にびっくり!
2歳を過ぎた今でも宇宙関連の絵本の中では特にお気に入りの一冊。
とにかく美しい本なんですよ。
流れるような詩的な文章が、幼児も聞いていて心地が良いのかな?
モノクロなので地味と言えば地味。でも銀河や星雲、惑星、月、地球、太陽などの紹介がシンプルかつ丁寧にまとめられています。
カラフルに装飾された宇宙の本ももちろん美しいけれど、モノクロだと静寂している宇宙そのもの、という雰囲気を味わえます。
息子はこの本で「銀河」や「星雲」を覚えました。
科学的にしっかりと練られた内容でありながら、文章は簡潔で、さらにちょっとおしゃれな宇宙絵本が読みたい!という方にお勧めです。
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